創造的な毎日を送るために、時間駆動生活のすすめ

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みなさん、残業してますか!?
日本は世界でも有数の「残業大国」と言われています。しかもOECDの統計では、生産性は低いという始末。
長い日本の時間労働 生産性は著しく低水準
日本人の労働時間が長い原因は残業を「評価」する誤った精神論にある

多くの議論がされていますが、労働環境整備は会社におけるマネジメント側が持つ権利と責任の中でも、最も大きなもののひとつと言えると思います。これがきちんと実施できるマネジメント体制が多くの日本企業にないことは、ほぼ間違いないでしょう。

とはいえ、管理もさらに管理されていて…など政治的な諸々もあって、なかなか改革ができないのも村社会日本の運命(さだめ)…

しかし、日々社会や世界の人々のために働く会社員のみなさんが、そんな組織に無駄遣いされているのは非常に「もったいない」と思うわけですし、2枚目の名刺という活動があるように、現代はもはや会社に属さなくても社会に貢献していける仕組みが整いつつあります。

すると、個人個人の時間管理が、会社に人生をすり減らされず、効果的に成果を会社や社会に出していくためにも、自身の豊かな人生を送るためにも、ますます重要なスキルになっていると言えます。

時間駆動生活

英語でかっこよく書くと、「Schedule Driven Life」ですw
僕はソフトウェアエンジニアなので、「駆動」とか言っちゃいますが、特に小難しい新しい方法論ではありません。 要するに、先に毎日の生活における時間の枠を決めてしまって、そこに仕事をはめていくようにしましょう、ということです。

僕が意識しているルールの中に、「パーキンソンの第一法則」というのがあります。

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

例えば先に仕事を受けてから、必要のあることをタスクにしてこなしていくと、仕事はいくらでも出てくるので、残業まで含めて使える時間を全部使って仕事をしてしまうということです。
思い当たること、ありませんか?

こうならないためには、まず1日で「仕事に当てる時間」、「自分の勉強に使う時間」など、時間の枠を決めてしまい、その中で最大限できることを達成するというように、逆の考え方をするのが効果的です。 そして、仕事を受ける際には現在の仕事量と使える時間を考慮して、新しい仕事を引き受けることができるかどうかについてきちんと要求元と議論することが大事です。

個人的には、こういった議論ができないで仕事を受けてしまうのはプロ意識に欠けると思います。なぜなら、ただ単純に自分の持っている時間を切り売りしているだけに過ぎないからです。それはただのアルバイトとさほど変わりはありません。

ホワイトカラーと呼ばれる頭脳労働をメインとする仕事をしている方であればなおさらで、その仕事のクオリティはただこなせばいいというケースは少なく、何某かの創造性を求められることがほとんどだと思いますし、そういう仕事ができることこそが、プロたる所以ではないかと思います。

時間駆動生活から創造的な毎日へ

時間駆動生活、というとクリエイティブな活動とは無縁な感じもしますが、先日Lifehackerにこんな記事が掲載されていました。
ひらめきという神話:本当にクリエイティブな人は、ひらめきを待ったりしない

実は、久石譲氏の「感動をつくれますか?」という著書でも同じことが書いてあります。

優れたプロとは、継続して自分の表現をしていける人のことである。 さらにいえば、プロとして一流か二流かの差も、力量を維持継続していけるか否かにかかっている。

と定義したうえで、久石氏は「気分の波に流されない」ことが大事だとし、そのための環境づくりとして「生活を整える」ことの必要性に触れています。

僕はこの話に、非常に共感しました。
感覚に頼って、神のお告げを待っていてはプロとして常に一定の成果を収めることなどできません。それは会社員でも同様だと思います。創造的な成果を収めたいと思うならなおさら、自分自身を常に一定の成果が出せる状態にキープすることが大事です。

事実、脳科学的にもある程度余裕をもって、ポジティブな状態に自分を置いている方が、脳はクリエイティブな活動ができるそうです。 また運動や睡眠もスケジュールに組み込んで、しっかり実践することで習慣化することができますし、その結果として基本的な資本たる健康な身体状態もキープできるでしょう。

時間駆動生活を実践することで、仕事を効果的にこなせるだけでなく、その成果のクオリティを上げ、健康状態も良好にできる。ビバ、時間駆動生活!
みなさん、ぜひ時間駆動生活を実践して、みなさんの貴重な力を効果的に使って、日本や世界を元気にしていきましょう!

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

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