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Tips : Processingで作品をビデオにする方法

Processingの作品を公開するのに、JavaScriptで出力して公開するのもよいですが、インタラクションのない作品であれば、動画で公開する方法もあると思います。

ProcessingではMovieMakerを使ってmovファイルにするTipsが多いのですが、下記のように、Processing 1.x系でサポートされていたMovieMaker Classが、2.x系では取り除かれてToolバーに統合されています。(Processing Wikiより)

イマイチToolの使い勝手がよくなかったので、FFmpegを使った方法で動画作成をしたので、その方法を書きとめておきます。

参考にしたのは、こちらのサイトです。

まずFFmpegのサイトからFFmpegをDLしてインストールします。 私の環境は64bit Windows 7のため、バイナリでインストールしてパスを通し、Mingwからたたいています。

次にProcessingで作成したコードにsaveFrame()を使って描画するフレームを書き出します。

void draw(){
    //something to draw
    saveFrame("output/####.tga");
}

#にはフレームカウントが反映されます。#の数で桁数が指定できるので、動画の長さによって桁数を増やすのが良いかと思います。 画像オーマットはサポートされているものであれば、好きなものでいいと思います。

あとは、出力されたフレーム画像のディレクトリでFFmpegを実行します。

$ ffmpeg -f image2 -framerate 30 -i %04d.tga -vcodec qtrle -r 30 output.mov

※オプションなどは公式サイトなどを参照してください。

あとは、VimeoやYouTubeにアップすれば公開できます。 長い動画を作成する場合は、HDDの容量などが必要なので別の方法が必要かもしれませんが、大体これで行けると思います。